胃は、食事によって食べたものを一時的に蓄え、腸で栄養を吸収できるように消化するという働きがあります。一般に、ご飯や芋類等の炭水化物の消化には3時間、肉等のタンパク質なら、4時間は胃の中で消化を行っているとされています。
胃は、成人の場合では1.5リットルの容積があり、これは大食いでも小食でも変わらないとされています。胃は袋状になっているので、食べ物が入ると一次的にひろがります。胃では、蠕動運動という筋肉の収縮が起こっていおり、この運動によって食物が胃液と混ざって攪拌されます。
この胃の運動は、20秒間隔で起きており、時間をかけて食べ物をゲル状にします。また、胃酸によってある程度の食物についた菌は殺菌する事ができ、細菌の感染を防ぐ働きもあります。胃の後にある十二指腸では、胃よりも本格的な消化や吸収が行われるので、胃では本格的な消化吸収に向けた準備を行っているとされています。
胃の内部は腸と同じくヒダがたくさんあり、胃液を分泌する穴は1cm2あたり100個もあります。大食いなのに太らないと言われる胃下垂は、胃が通常よりも下に長く垂れさがった状態で、十分な消化と吸収が行われる前に体外に排出されてしまいます。
この為、たくさん食べても栄養が吸収されず、痩せ型の体型の人が多いと言われています。胃下垂である事は病気ではありませんが、栄養吸収が不十分であるため、免疫力が弱い人が多いとされています。
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