グリチルリチン酸

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グリチルリチン酸

胃腸薬の成分には、グリチルリチン酸塩とグリチルリチン酸があります。グリチルリチン酸は天草に含まれる成分です。天草は、漢方薬では緩和作用等のある生薬として使われており、大変甘味が強いので飴等の原料としても使用されています。

この甘味成分はグリチルリチン酸で、砂糖の150倍近い甘みがあることが分かっています。グリチルリチン酸は天草に含まれている成分ですが、水に溶けにくいという性質があるので、水に溶けやすいように改良されたのがグリチルリチン酸塩です。

グリチルリチン酸自体には、抗潰瘍と抗炎症効果があり、胃の痛みや胸やけに効果があります。グリチルリチン酸塩には、胃の粘膜を保護する働きがあり、胃の血行を促進することで、薄くなった胃の粘膜の形成を促します。グリチルリチン酸には多くの薬効がありますが、特に、胃や腸といった消化性潰瘍に効果がある事が注目されています。

グリチルリチン酸やグリチルリチン酸塩は胃腸薬の成分としてだけでなく、化粧品の成分としても利用されており、皮膚炎やニキビといった肌の炎症にも効果があります。グリチルリチン酸塩には消泡作用もあり、ガスが溜まる事で生じる腹部の膨脹間の解消する事にも使用されています。

グリチルリチン酸は、胃腸への働きの他にも抗アレルギー作用があるので、花粉症やハウスダストによるアレルギー症状の緩和にも用いられています。特に注意しなくてはいけない副作用はありませんが、薬の飲み合わせによっては副作用の危険があるので注意しましょう。

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