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漢方医学の基本の考え方は、身体を流れる気、血、水がスムーズに流れる事が、健康な体をつくるとされています。この3つの流れが、それぞれ相互作用して働きかけており、全てがバランスを保つことで健康を維持し、1つでもバランスが崩れると体に障害が現れるとしています。

漢方において、胃腸などの消化機能は脾と呼び、脾の働きに障害があらわれると、全身に十分な栄養が足らず体に悪影響を起こすとしています。胃痛の原因は、水分代謝が悪化する事で余分な水が身体に蓄積し、胃の働きを弱めているとされています。また、気が不足することで気虚の状態となり、身体に影響をあたえるとも言われています。

胃腸障害に効くとされる漢方薬は、漢方胃腸薬の基礎となる安中散、胃腸の働きを正す芍薬甘草湯、荒れた胃を穏やかにする平胃散があります。安中散は、特にストレスから生じる胃痛に効果があり、胃を温める事で胃の機能を回復し、胸やけやや胃痛を改善するとされています。補中益気湯は漢方における身体の3つの流れのうち、気の流れを正す事で食欲のない時に、食欲を回復させてくれる働きがあります。

平胃散は、身体に不要なガスが溜まる事で生じる腹部膨脹感を解消する働きがあります。

この基本となる3つの漢方の他に、強い鎮痛効果があり生理痛にも有効とされる芍薬甘草湯や、吐き気を抑え下痢の症状に効くとされる五苓散等があります。漢方薬は、胃腸薬とは異なり、生薬なので効果は弱いですが、副作用の心配がないとして妊婦や、授乳中の人も安心して使用する事が出来ます。

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