整腸剤は、通常よりも活発に働いている腸の運動を抑制する働きがあります。基本的に、整腸剤は、下痢や便秘といった症状があらわれた時に服用され、腸の働きを整えて、乱れた腸内環境を整えてくれます。また、腸の機能を向上させたりする効果もあります。整腸剤では、改善されないような重度の便秘や下痢の症状では、緩下薬やシシャク薬等が用いられる場合もあります。
整腸薬には生菌成分があり、牛乳などにアレルギー体質を持っている人は、あまり使用すべきでないとされているので、アレルギー体質の人は整腸薬の注意書きをよく読んでから使用するようにしましょう。整腸剤を服用すると、腸の働きに有用である乳酸菌などが補充され、腸内の環境が整えられて、悪玉菌の異常繁殖が原因と考えられる下痢や便秘を改善してくれます。
整腸剤には、抗生物質の使用で乱れてしまった腸内菌の状態に関係なく、崩れた腸内細菌の乱れを正しもとの正常な状態に戻してくれます。特に、酪酸菌は、ビフィズス菌や乳酸菌といった腸内常在菌とは異なり、芽胞というバリアを持っている菌で、腸の中で増殖します。この酪酸は、腸内のエネルギーとして利用されたり、腸の環境を維持して炎症などが起こらないようにしています。
一般的に、乳酸菌は胃酸に弱く、消化されてしまうので、胃酸が活発に分泌される食後30分以内に服用するようにすると、乳酸菌が生きたまま腸に届きやすくなります。整腸剤を飲んで満足するのではなく、腸の働きが乱れた根本から改善する為に、生活習慣の改善も行いましょう。
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